こんにちは!
「バス釣り=ベイトリール」と言われるほど、バス釣りに欠かせなくなってきているベイトリールですが、さまざまなメーカーからたくさん販売されています。
今回は「ベイトリールがなんだかわからない」「何を見て選べばいいの」という疑問点に着目して解説します。
・ベイトリールとは
両軸受けリール
ベイトキャスティングリール、ベイトリールとも呼ばれる。主に船釣りや一部の磯釣り、ブラックバスを中心としたルアー釣りに使われる。糸が出ていく方向が巻き取りの面と平行であるため、巻き上げ力が強く、糸ヨレもほとんど起こらない。ただし投げ目的で使う場合、キャスト時に後述のバックラッシュ(反動の意)というトラブルが起こりやすく、使いこなすにはブレーキの調整、サミングなど、多少の慣れを要する。
引用元:Wikipedia
「ベイトリール=両軸受けリール」になります。どちらでも通じますので、好きな方で呼んでください。
・ベイトリールの各部名称
大まかに分けてあります。では上記の部分について説明していきます。
・ハンドル
ラインを巻き取る為の物です。一定方向に回すことでラインを巻き取ります。
画像では左ハンドルになっていますが、右ハンドルの物も存在します。どちらを選ぶかは巻きやすい方を選んで下さい。
スピニングリールは右ハンドルに変えたり、左ハンドルに変える事が出来ますが、ベイトリールは、それが出来ませんので購入時に注意が必要です。
・ドラグ
大きな魚がラインを勢いよく引っ張ったりした場合、ライン切れを防ぐシステムをドラグと言います。ラインの太さなどを見て、どのくらい閉めるか調整が必要になってきます。
・メカニカルブレーキ
ノブを回して閉め込むことで、スプールの軸に負荷をかけて回転を制御するものです。ものによってはクリック音がして、調整しやすいもいのがあります。
スプールの軸に負荷をかけるものなので、閉め込むほどスプールが回転しずらくなります。
逆に緩めすぎるとスプールは回転しますが、回転しすぎてライントラブルのもとになります。
・スプール
ラインを格納している部分をスプールと言います。ものにより、「深溝」「浅溝」がありますので、使うラインを考えて選ぶ必要があります。
スプールの両端はボールベアリングで支えられています。根係をした際など、強く引っ張りスプールに強い力がかかるとベアリングの破損などに繋がるので注意が必要です。
スプールの端を「スプールエッジ」と言い、その部分が掛けたり、大きな傷などがつくと回転に影響が出てしまうので、慎重に扱う必要があります。
・クラッチ
「クラッチレバー」と言われる場合もあります。この部分を「カチっ」と音がするまで押し込むとスプールの固定が解除され、フリーに回るようになります。
この部分はキャストをするときに使用します。クラッチを解除するにはハンドルを回すことで解除されます。
・レベルワインダー
ラインを出す際のガイドの役割や、ラインを綺麗に巻き取る為のガイドになるものです。
この部分は直接ラインと触れる部分でもあるので、傷などが入るとライン切れの原因になってしまうので、慎重に扱う必要があります。
・ブレーキシステム
先程スプールの回転を制御するものにメカニカルブレーキとありましたが、それ以外に各種類のブレーキシステムによってスプールの回転を制御します。
ブレーキシステムに関しては次に詳しく解説します。
・ベイトリールのブレーキシステム
先程軽く触れたブレーキシステムですが、ベイトリールを使用するにあたって大事な部分になります。メーカーにより様々なシステムを導入しています。初心者の方はどれを選べばよいかわからない事が多々あると思うので詳しく説明をしてきます。
現在の販売されているベイトリールには主に3つのブレーキシステムがあります。
この3つがあります。1つずつ解説していきたいと思います。
・遠心ブレーキ
スプールの外側にシューというプラスティックの物がついていて、スピールが回転する遠心力によりシューがスプールの枠を擦る事によって、回転を制御します。
シューの動く数を調整する事で細かくブレーキの強さを設定できます。
最近のモデルでは、外側にダイヤルが付き、今まで以上に細かく調整できるようになっています。
・マグネットブレーキ
名前の通り、磁石の磁気を使用してスプールの回転を制御するシステムになります。
磁石の数を増やしたり減らすなどして調整することが出来るものもあります。
基本的には外側のダイヤルを使って調整をするようになります。
・DCブレーキ
DCブレーキ=「デジタルコントロールブレーキ」になります。
リール内に小さな機器を入れ込み、スプールの回転速度に応じて自動的にブレーキをオン、オフをしてくれるシステムになります。
ほとんどの物がキャスト時に「ビーーーーン」という感じの音が鳴ります。
この音が好きな人もたくさんいるほどです。
便利なブレーキシステムではありますが製品価格が高くなっています。
さまざまなブレーキシステムがあります。これに関しては人の好き嫌いで別れてくる部分でもあります。
いくつかのモデルを使用して自分に合ったものを探してみて下さい。
私は遠心ブレーキが好みです(笑)
・ベイトリールの注意点
ベイトリールを使用する中で誰もが悩むものがライントラブルです。
ベイトリールでキャストした際にルアーが飛んでいくスピードより、スプールの回転速度が上回ると糸ふけが出てしまい、ライントラブルになってしまいます。
それを「バックラッシュ」と言います。
バックラッシュをしない様にするために、メカニカルブレーキや、ブレーキシステムの調整や、サミング(キャスト時に回転しているスプールに親指を当ててスピードの調節をすること)しなくてはいけません。
バックラッシュをしてしまうとラインが使い物にならなくなってしまう場合もあります。
・まとめ
バス釣りをしていくうえでベイトリールは必須になってきます。スピニングリールと違い、簡単な構造ではありますが、その分、バックラッシュなどのトラブルが出てしまいます。
最近ではバックラッシュをしないようなベイトリールを各社が制作し、販売しています。
これからはもっと使いやすいベイトリールが出てくると思います。
ハイエンドモデルになれば機能面が良いものなども出てきますが、一番は自分自身が使いやすい物を見つけることだと思います。
釣具屋さんでも触れせてもらえるところもあるので、手に取ってしっくりくるものを選ぶとよいと思います。
では!