こんにちは!
バスフィッシングではものすごい数のルアーが流通しているなか、年々新しいルアーも開発されています。そうなると数えきれないほどのルアーがあります。ですが、プロアングラーの方は長年の経験等を活かしその時の状況に応じて、数ある中のルアーからマッチするものを見つけ出し、バスを釣っています。
初心者の方はまず何を選べばよいかわからないと思います。ここでは少しでもそれが解決するように、ルアーの主にハードルアー系について解説していきたいと思います。
・ハードルアーとは
ハードベイトとも呼ばれる。プラスチックや木、金属など硬質の素材を様々な形に加工し、針を取り付けたルアーの総称である。以下のような種類が存在する。ただし、以下のどれにも分類できなかったり、2つタイプの中間のような独創的なハードルアーも多くなってきている。
Wikipedia
・ハードルアーの種類
何度も言いますが、ものすごい数のルアーが世の中に出ています。ここでは、その中でも主流なものをピックアップしていきたいと思います。
1.ポッパー
口が大きく開いており、印象深いものだと思います。トップウォーターに分類されるルアーになります。このルアーに関してはただ巻きではアクションしません。アングラー側からロッドアクションを掛けることで性能を発揮します。
大きな口が水面に入り込むことで「ポコッ」と音を立てます。その音がバスの捕食音に似ている為、他のバスが「他のバスがえさを食べている。自分も食べないと」という感じに誘導する事が出来ます。
音を立てるだけではなく、空いている口を利用してスプラッシュする事により、バスにアピールすることが出来ます。
2.ミノー
ルアーと言えばこの形の物を連想すると思います。小魚に似せて作られたと言われています。そのミノーですが、ストップ&ゴーや、ジャークアクションが主流になります。一定のスピードで巻き止める。数秒止めたらまた巻き始めるというものです。
リップというものがルアーの先についており、そのリップの角度、長さによって泳ぐ深さが変わってきます。
昔、プロアングラーに1つのルアーしか持っていけなかったら何を持っていくかという質問にほとんどのアングラーが「ミノー」と答えたそうです。今になったらさまざまなルアーがある為、違う返答になるかもしれませんが、それぐらい信用されているルアーになります。
使用してみると分かりますが、アングラーの腕一つで、釣果が変わるルアーにもなります。長く使用してコツなどを掴むといいと思います。
3.シャッド
ミノーを小さくしたものがシャッドになります。50~60mmの物が主流になりスピニングタックルや、ベイトフィネスで使用されます。
ピッチが細かく小魚が泳いでいるように見えるため、タフコンディション時や、冬に良くつかわれます。
4.クランクベイト
ぷっくらしたボディにリップが付いたものがクランクベイトです。ひと昔はそのようなものでしたが、今はシェイプされた形や、フラットサイドと言い、薄い物が出てきています。
基本的にはただ巻きで使用します。リップの長さ、角度により潜る深さは変わります。他にボディ内のウエイトの位置などにより、ウォブルアクションが強かったり、ロールアクションが強かったりと様々な個性があります。初心者の方に使いやすいルアーの1つにもなります。
5.バイブレーション
バイブレーションは「リップレスクランク」と呼ばれることもあります。ただ巻きをする事で「ブルブルブル」と震えながら泳ぎます。
バイブレーションの強みは「飛距離が出やすい」「他に泳がせる深さをアングラー側で調節できる」という部分です。その為サーチ能力に優れており、その日のコンディションを確認するために投げたり、秋に良く使用されます。
6.スピナーベイト
なんでこんな物が釣れるんだろうか第1位のルアー「スピナーベイト」です。
バス釣りを始めたばっかりの方は必ず考えると思います。ですがスピナーベイトは必ずタックルBOXに入れているものになります。
スピナーベイトはただ巻きで使用します。巻くスピードや、沈める時間により様々な深さを泳がすことが出来ます。形状的にも根係りがしにくく、水草が生えている場所などでも使用できます。
不思議な形をしているルアーですが、ブレードのフラッシングなどにより、ブラックバスからは「小魚の群れ」に見えていると言われています。
7.ラバージグ
おもりの付いた針にシリコンラバーが巻き付けられているものをラバージグと言います。
これを単体で使う事は無く、トレーラーと言われるものを付け使用します。特別なものではなく、クローラー系のワームなどを付ける事が多いです。
ボトムまで沈め、甲殻類に見せて食わすことが主流ですが、中層を泳がすなど様々な使い方が出ています。
・ハードルアーの注意点
ハードルアーにはトリプルフックという三又の針がついています。
自分自身に刺さらないように注意して下さい。返しを潰していればすぐに抜く事が出来ますが、潰れていない場合には簡単には抜けません。根係りをした場合などは無理やり引っ張るとルアーが勢いよく飛んできて刺さる危険があります。
私も無理やり引っ張ったことで頭に刺さってしまい、病院で抜いてもらいました。(笑)
他にもプラスチックなどで出来ている為、コンクリートなどに叩きつけてしまうと割れてしまう事もあります。
・まとめ
バス釣りにおいてハードルアーで釣る事は醍醐味の1つです。
何百、何千とあるルアーからマッチしたものを選ぶことは大変なことです。
ですがルアーの特徴などを理解していく事で、マッチしたルアーを選ぶ事が出来るようになります。今の時代は動画などが挙がっているので参考にするといいと思います。
ここでは紹介しきれていないものもあります。追々紹介していければと思います。
ではあなたのフィッシングライフが楽しくなりますように!